学際知

手仕事

著書『漂うモダニズム』で、槇文彦氏は、建築の デザインの過程が「理性と感性の間断(かんだん) なきキャッチボールによって生まれてくる」と 表現しています。 AI時代の到来が、真実味を帯びてきている現在。 淘汰(とうた)されずに生き残る強靭(きょう…

出(で)だしの一行

建築家の槇文彦(まきふみひこ)氏は、21世紀の今日、 歴史的な「時間」軸(じかんじく)よりも、「空間」 が意識されている、と語っています。 われわれは、過去の時代のように、同じ時代の、同じ船 に乗り合わせているという感覚を、もはや持たない。 そう…

ウィルスは生物か?

つい先日読み始めた『生物と無生物のあいだ』は、 読解用のテキストとして、生徒さんから提案された ものです。 ひとびとがウィルス感染に揺れている折も折、朝日 新聞のデジタル版に、同書の著者である福岡伸一 さん(青山学院大学教授)のインタビューが載…

『10+1』終了

2000年代の幕開けとともにスタートしたウェブサイト 『10+1』(10plus1-jp/)が、3月末をもって終了しました。 ・建築学 ・都市学 ・コミュニティ論 ・表象文化 ・情報技術系 ・ 広範な哲学系 を扱いながら、トランスディシプリナリティ (Transdisciplinari…