万物流転(ばんぶつるてん)
しばらくぶりでブログの更新をします。
うっとうしい天気が続きますが、皆さん、お元気で
お過ごしですか?
東京では、いったん収束したコロナがまた発生し、
ふたたび緊張感が高まっていますね。
学校や会社、各地域では、警戒を怠らぬよう対策を
講じていますが、一方で、日常はだいぶ活性化
しているようです。
『日本語空間』も、6月から問い合わせが増え、
学習者の数が多くなりました。
毎日、24時間が飛ぶように過ぎていきます(汗)!
今日は、オフの時間、都市ウォッチャーとして
駅構内にできたあたらしい施設を見学。
上階にある無国籍的なバーやレストランは、以前
訪れた香港の蘭桂坊(ランカイフォン)を思い起こ
させ、「非―場所」的な眩暈を誘いました…
このような連想は、現在、苦悩しながら民主の灯を
消さぬよう闘い続けている彼の地に対しては、
不謹慎かもしれませんが。
私は、清廉なだけでなく、したたかにエネルギッシュ
な香港が好きでした。
しかし、それでは、何をなすべきか?――
ここ港町も、江戸のような都市計画に基づいて造成
されたのではなく、国外を臨む海側を中心に、事物が
つど生成するごとくできあがった場所です。
香港に比してはスケールが小さいですが、近代から
ソトへと向かい開かれた街をよぎりながら、
panta rheiの想いをつよくします。
黒船(くろふね)キタ!