職業観

皆さんは、こどものころ、どんな職業に就きたいと

思っていましたか。
幼いころは、憧れが優先しがちですが、成長するに
つれ、職業観も現実味を帯びてきますね。
 

学研が、昨年おこなったアンケート調査によると、

 日本の小学生(1年から6年まで)が就きたい職業は
 以下の通りです。
 

男子

 1位 You Tuber
 2位 サッカー選手
 3位 野球選手
 4位 運転士
 5位 警察官
 6位 医師

7位 会社員

 8位 研究者
 9位 エンジニア
 10位 公務員
 

女子

 1位 パティシエ
 2位 幼稚園教諭
 3位 看護師

4位 医師

5位 花屋

6位 アパレル関係

7位 パン屋

8位 漫画家・イラストレータ

9位 動物園の飼育係

10位 歌手・アイドル
 

「You Tuber」の人気は、世界中ですさまじいですが、

日本の小学生では、男子が主流です。

 「サッカー選手」と「野球選手」が、僅差(きんさ)

なのは、なるほどといった感じ。

 

女子の5位に入った「花屋」は、毎年の定番。

 しかし、「医師」が、男子よりも上位にきていることが

注目されます。

 昔ながらのジェンダー観に、ようやく変化が生じている

のかもしれません。

 

その他、男子の11位に「料理人」、20位に「パティシエ」

が入っており、日本では男女共通で、調理関係の職業に

 関心が高いことがうかがえます。
 「ものづくり」、「手仕事」を重んじる伝統が、生きて
 いるようです。
 

職業の選択肢が多すぎると、迷うときもありますが、身分

制度に人生を規定されていた時代にくらべれば、幸いな
ことには相違(そうい)ありません。
 

しかし、最近では、AI時代到来後に、残っていく職業、

消えていく職業が、論じられるようになっています。

そうなると、一周回って職業の選択肢は、ふたたび限定的

になっていくのでしょうか?

 

皆さんは、今、仕事に対して何を求めますか?

 

私は、たとえささやかであっても(無論、大きいに越した

ことはありませんが)、働く人間がそこに「よろこび」や

「やりがい」を感じられることが、やはり大切だと考えます。
 

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       港町の「喫茶室」にて

 

   四角いプリンは、煉瓦(れんが)をイメージ
  したもの。煉瓦は、近代文明の象徴でした。

  レトロモダンというか…斬新(ざんしん)です!