免疫力(めんえきりょく)
冬から春にかけては、毎年のようにウィルス性の病気が
流行します。
しかし病気への感染にかぎらず、健康には常に気をつけ、
ベストな状態を保っていたい、と今回のような事態に
あっては、あらためて思わされます。
でした。
大学院のロッカーには、いつもカップ麺と野菜ジュース。
それを晩ごはん代わりにして、院生室の椅子を並べその上
で仮眠するという野武士? のような生活を平気で送って
いたのです。
他にも、大学院の近辺でジョギングをしては、寝袋で院生室
に泊まり続ける学生がいて、それ自体は不健康とはいえま
せんが…
一種独特な空気(匂い)に包まれながら、かえって清々しい
気持ちで研究にいそしんでいました!
けれどもそんな生活がたたってか、博士課程に進んだのちの
1年間は、くずしてしまった体調を元に戻すのに費やされる
こととなります。
病名がつくほどではないものの、心身が重くスイッチが入ら
ない、朝まで眠れない、結果として研究に集中できない、と
いう悪循環の後、私は初めて生活を見直しました。
やはり人間にとって「睡眠」と「飲食」はとても大切です。
以下の3点に留意するようになってら、私は、見違えるほど
健康になりました。
1.7時間以上は熟睡する。理想は8時間。
2.原形のわかる(加工食品でない)ものをできるだけ食事
に取り入れる。
→ 添加物を摂取しない。
3.タンパク質とビタミンを豊富に取る。
→“ケトジェニック”寄りで。
4.ミネラルウォーターをたくさん飲む。
清涼飲料水を飲むときは無糖のものにする。
以来、インフルエンザのような流行性の病気はもちろん、
風邪もまったく引かなくなり、免疫力がついたのを実感
しています。
先日、京都大学の准教授(ウィルス学者)が「危険の度合い
を理解しないやつは、とっととコロナに感染しちまえ」と
ツイートして話題を呼びました。
若者へダイレクトに届くよう、あえて憎まれ口(にくまれぐち)
のようなかたちで、メッセージを発信したわけですが。
メッセージのなかでは、「睡眠」と「栄養」が「あたりまえ
に」大切だ! ということが、やはり述べられています。
フランス山にて